冤罪事件をなくそう
実際にあった冤罪事件の支援者や被告人本人のコメントを掲載することにより、真実を証し、不当な権力からの救済に少しでも寄与し、同時に現在の司法の問題点を明らかにすることを目的としてます。

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控訴審に向けて

不当な判決が出されてから早1週間以上が過ぎました。控訴審に向け、現在の主任弁護士を中心とする新弁護団編成のため、山下弁護士自身が奔走しております。『山下進弁護士を救う会』でもマスコミ各社に裁判に対する抗議声明を発表しましたし、今後、より積極的な活動を続けてまいりますのでよろしくお願いします。
 ところで、4月24日に世間的にも注目されている事件の判決が出ました。ルーシー・ブラックマンさん事件です。この事件で栃木力裁判長は被告人に対し無期懲役を言い渡しましたが、ルーシーさんの件自体については直接的証拠がないからと無罪としてます。しかし、この判決はまやかしであるような気がしてなりません。裁判長は、世間の批判を覚悟してまで、『疑わしきは被告人の利益に』を貫いたのだとアピールしたいのかもしれませんが、判決内容は検察側の求刑通りの『無期懲役』です。つまり、被告人にとって事実上の利益は何も無いのです。ですから、この判決は妥協の産物のような気がしてなりません。世間的には法の大原則を貫いたと見せておいて、検察側には不満かもしれないが、求刑通りの結果にしたのだから妥協せよというメッセージだと思うのです。この裁判長はもし、この被告人がルーシーさんだけの事件だったとしたらどのような判決を下したのだろうかと考えてしまいます。
 結局、被告人サイド、検察側とも控訴すると言っていますが、実際に検察側が控訴するか注目したいと思います。もし、検察側が結局控訴しないとなれば、裁判長の妥協案をのんだことになるからです。
 話は変わりますが、昨日、山下弁護士と同じように冤罪で戦っている安田弁護士の控訴審を傍聴してきました。安田弁護士は強制執行妨害ということで逮捕されましたが、山下弁護士と異なり、一審では無罪を勝ち取りました。しかし、検察側が控訴したため、現在控訴審で闘っていらっしゃいます。この日の控訴審では、安田弁護士を起訴した主任検事が証人として出廷していました。しかし、証人とはいえ、検察官ですから法廷でも堂々としているのかと思いましたら、ぜんぜんそんなことはありませんでした。まるで、自分が犯罪者であるかのように背中を丸め、弁護団からの質問に対しても、ぼそぼそと何を言っているのか聞き取れないような声でしか答えませんでした。しかも、質問内容に対してストレートに答えるのではなく、なんとかはぐらかそうとするものばかりでした。さらに、都合が悪くなると、自分が主任として取り調べているにもかかわらず、その取り調べ内容についてよく覚えていないなどと発言しています。はたから見ていてもその証言に信用性が無いことは明らかでした。これが、検察の実態です。司法試験を優秀な成績で突破し、弁護士すら見下しているような人々のこれが真実の姿なのだということが良くわかりました。人に対しては高圧的であっても、自分のしたことを追求されると意外ともろいのではないかとも思いました。まさしく『虎の威を借りる狐』です、このような人々に負けるわけにはまいりません。裁判官も検察よりであるということははっきりしていますが、何とか突破口を見つけ、裁判に勝利し、真実を世の中に知らしめることができるよう頑張ります。
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【2007/04/26 01:04】 | 日本の司法は問題だらけ! | トラックバック(0) | コメント(0)

運命の分岐点・・・判決

 4月17日(火)の午前10時より、東京地裁第515号法廷にて山下弁護士への判決が言い渡されました。大島隆明裁判長は淡々と「懲役2年、未決拘留期間のうち120日を算入する。」と述べました。しかし、これは極めて不当な判決です。判決理由の中に、否認しているから反省しておらず、悪質であるなどともありましたが、このことは事件の本質を何も理解していない証拠でもあります(未決拘留期間は9ヶ月ありました。しかし、算入されたのはわずか4か月分です。残りの5か月分の不当な勾留期間の分はどうしてくれると言いたいです!)。確かに裁判長の言っていた通り、勉強不足の部分やルーズな部分もあったかもしれません。でも、それをもって指南・支持したということにはなりません。あまりにも検察側に迎合するかのような内容に、「冗談じゃない!」と法廷で怒鳴ってしまいそうになる自分を抑えるのに苦労したものです。
 判決文はまったくもって不当なのですが、最初から有罪を前提とした内容でありました。ですから、検察側証人たちの証言で矛盾点があった部分についても「3年前の事件であり、記憶も曖昧になっているだろうことから、これをもって信用性を損ねているとは言えない。」と検察側のフォローまでしています。また、この事件は関係者が自分の逮捕を逃れたり、罪を軽くしてもらう為に検察側の意向に沿うよう証言させられている可能性が極めて強い案件です。その証拠に、弁護士が逮捕され起訴される直前に、見事といっていいほどそれまで色々と食い違いのあった証言が揃っています。弁護士を起訴する為に揃えさせたのが間違いないのは一目瞭然です。しかし、大島裁判長はこの件についても、「司法取引があった証拠はないから、あったとは言えない。」と判決文の中で述べています。だとすれば、弁護士の事件も、関係当事者の証言のみで物的証拠は無いわけですから、仮に裁判官が疑いを抱いたとしても、無罪とするべきなのです。そうでなければ公正な裁判とはいえませんし、証拠主義の裁判において論理矛盾が発生しているわけです。弁護士側の主張はことごとく退け、検察側の主張に対しては不備があってもフォローまでする。ひどいものです。この裁判官は最初から有罪を前提として進めており、そのための理由付けが必要だったに過ぎないということがわかりました。もしかしたら裁判官もわかってくれて、無罪を出してくれるのではないかという期待は無残にも打ち砕かれた、というより最初からその可能性は無かったという事実に愕然としたものです。
 ただ、2時間にも及ぼうかという判決文朗読の中でも一番肝心な部分が述べられておりませんでした。犯行に及ぶ動機、指南したとするならその報酬についてです。くどいようですがこの部分は犯行を立証するうえで極めて重要な部分のはずです。その部分が抜け落ちたまま有罪判決するなど、絶対にあってはならないことです。判決文の結びで、「否認を続けるなど反省もしておらず、弁護士の社会的信用を失墜させる行為であり、罪証極めて悪質である。」と述べられています。しかし、このままこの裁判の結果が確定してしまうようでは、それこそ日本の司法、国家権力の信用を失墜させてしまいます。ですから、当然、弁護士は直ちに控訴することを決定しました。
 この日、裁判の後、弁護士は有罪判決ということで一旦検察に身柄をとられました。即、保釈金を上乗せして収めましたが、再保釈の決定が出るまで4時間を要しました。これまでの長い時間を考えればわずかなものですが、弁護士が逮捕されたときを思い出し、ぞっとしました。そして誤解の無いように申し上げておきますが、その保釈金も弁護士が友人や知人から借り入れて用意したものでした。
 私たちは、今後も冤罪である証明をするため、闘い続けます。そのためにマスコミにもアプローチして訴えていきます。すでに、判決の出る3日前には司法記者クラブにて記者会見も行ないました。そして、弁護士自身もあれほどの酒好きでヘビースモーカーであるにも関わらず、無罪を勝ち取るまでは「絶つ!」と決意表明しております。
【2007/04/18 02:48】 | 日本の司法は問題だらけ! | トラックバック(0) | コメント(0)

第13回公判~第19回公判

 8月21日、9月8日、9月22日に3回の公判が開かれましたが、このときは証人はなく、双方の提出した証拠に基づく被告人質問が行なわれました。内容的にはこれまでのことの繰り返しであり、特段見るべきものがあったわけではありませんが、弁護団のやりとりが、初期の頃と比べてまるで迫力がなくなっていることが気になりました。弁護士が保釈された7月18日以来、弁護団会議が何度も行なわれましたが、その都度、弁護士と弁護団は今後の弁護方針をめぐって激しく対立し、その対立がそのまま持ち込まれているといった感じでした。
 そして、第15回公判が終了して、次回以降の予定が決められました。このときの決定では11月10日に第16回公判を行い、その次の12月11日に最終弁論、年明けに判決というものでした。9月22日以後も、頻繁に弁護団会議は開かれましたが、弁護士と方針の食い違いが決定的なものとなり、とうとうその弁護団の方たちは辞任してしまいました。ご存知の通り刑事事件において、被告人側弁護士不在のままでは裁判を行なえませんので、裁判所に事情を説明し、11月10日の公判は延期ということになりました。しかし、こちらは慌てました。至急次の弁護団を組まなければなりませんので、弁護士会に問い合わせるなど大わらわでした。幸い、弁護士会からの紹介を受けた刑事事件に強い弁護士達が受任してくれましたので、引き続き裁判をすることが可能となりました。ただ、新弁護団は裁判の途中からの受任ですから、全容を理解してもらう必要があり、その説明にかなりの時間を要したことも事実です。
 12月11日に第16回公判が開かれましたが、このときの内容は弁護人変更による事情説明にとどまりました。この次の12月19日の第17回公判では、論告求刑となり、検察側は罪を認めず反省していないからと懲役3年を請求しました。そしてその次の2月6日の第18回公判では私自身が証人として証言台に立ったわけです。このときの詳細はこのブログ2月7日の記事で述べておりますので、ここでは省略いたします。次の3月6日第19回公判が最終弁論でとなりますが、弁護士自身が述べた内容は、もう一つのブログ『山下弁護士を救え!』で全文を意見書①~⑦という形で掲載しておりますので、どうかそちらをご覧下さい。このように裁判は進行していき、とうとう次の第20回公判は4月17日(火)の午前10時に判決ということになりました。これまで何度もしつこく申しておりますが、どうかお時間のある方はこの日傍聴に来ていただけるようお願いいたします。東京地裁第515号法廷です。
【2007/04/10 14:09】 | 日本の司法は問題だらけ! | トラックバック(0) | コメント(0)

第12回公判

 前回までで、検察側証人尋問は終了し、ようやく今回(7月14日)から被告人側の証人尋問となります。この日の証人は、AYと同時期に事務所に勤めていたAH氏と弁護士の友人のKM氏でした。
 AH氏は証言台で、前回証人となったAYとは正反対の証言をしています。例えば、応接室のやり取りは聞こえるのかという質問に対しては、「パーティションで区切っているだけなので、天井部分は空いていますが、距離があるのでほとんど聞こえません。また、依頼人が安心できるように、環境音楽をCDで流すなどプライバシー保護の工夫も普段からしている。」といった内容のことを答えています。また、AYは弁護士がお金のことを『タマ』と言っていたかもしれないと答えたのに対し、AH氏は「お金はお金でしょう、タマなどという表現は聞いたことがありません。」と証言していました。さらに、主謀者のKHのことをこれまでの証人は、弁護士が「○○のばあさん」と呼んだりしていたという証言に対しては、「KHさんと呼び、ばあさんなんて言い方をしたことは聞いたことがありません。」と答えています。あと、帳簿に現れない資金、例えば事務所を通さず着手金等を自分のものにしたことはないかという質問に対しては、きっぱりと「ありません。自分は経理を担当していたわけではないが、弁護士が自宅で受けたものについても、経理事務所には報告しており、すべて適切に処理しております。このことは経理事務所に確かめてもらえばわかります。」と答えていました。ことほど左様にAYとAH氏の証言は180度異なります。となると、どちらの証言に信憑性があるかということになりますが、AH氏は弁護士の逮捕当時既に事務所を辞めており、弁護士との利害関係はありませんので、弁護士をかばう理由は何もありません。本事件との関わりについても、AY以上に無関係と言えます。そう考えると検察に脅されている可能性の高いAYと利害関係の一切ないAH氏の証言とでは、どちらが信憑性が高いかは一目瞭然です。
 次に出廷した証人のKM氏は、謀議があったとされる日の弁護士のアリバイについて証言しました。この前日、弁護士の世話になっていた方が他界しており、その葬儀の打ち合わせの為、KM氏をはじめとする仲間の方達と夕方会っております。残念ながら何時に会っていたと証明するものがなかったため、完全なるアリバイ証明とはなりませんでしたが、夕方ということですから、弁護士が謀議の場所にずっといたということは否定されたと思います。
 この日の証人尋問が終わった後の7月18日、ようやく弁護士の保釈が認められ、小菅の拘置所より出ることができたわけです。
【2007/04/05 13:56】 | 日本の司法は問題だらけ! | トラックバック(0) | コメント(0)

第11回公判

 7月3日の第11回公判では、事件当時現役であった前事務局長のAYが検察側証人として証言台に立ちました。彼は本来なら被告人側の証人として出廷すべき人間です。その彼が検察側の証人として出るということは、何を物語っているのか、このブログをお読みの方なら、すぐにわかると思います。この日のAYに対しても検察側は、これまでの証人同様裁判が終わるまでこちらと一切接触できないように囲い込み、昼食も検察官たちと一緒に食べています。
 これは後日わかったことでありますが、彼に対する取調べもかなりひどいものであったようです。休日も関係なく連日検察庁に呼び出され、「お前が知らないはずないだろう」とか「お前もやっているんだろう」とか相当厳しく脅されたようです。ただし、彼は事件に直接関わっておらず、利害関係はないから証言に信用性があるとして、彼の供述内容を理由に、勾留中に弁護士がした保釈申請を却下しろと意見書で書いています。取調べでは『おまえも関係しているだろう』と言い、他方では『AYは事件に関与していないのだから証言に信用性がある』と主張するなど検察の言うことは矛盾しており、弁護士にとって都合の悪い方に誘導することにのみ検察が腐心していることがよくわかります。
 AYは謀議があったとされる日に「関係者全員、一番奥の応接室で打ち合わせをしていた。私は入り口に近い事務室で作業をしたり、別件での依頼人への対応をしていたが、時々、弁護士たちの話している声が聞こえてきた。」と証言しています。しかし、当時の事務所のレイアウトから考えれば、そのような会話が聞こえるはずはありません。これは明らかに嘘の証言です。このことは、この次の公判で出廷する被告人側証人の発言からもはっきりいたします。また、HMですら弁護士は現金のことを『タマ』などと表現はしないと思うと証言しているにも関わらず、AYは「言っていたと思う」と証言しています。このほかにも変だと思ったところが何箇所もありました。
 検察は自分たちの作ったストーリー通りの発言を強要して、何が何でも弁護士が悪いことをしたいう流れに持っていこうとしています。そして、検察側の証人が出てくるたびにその流れは強くなっていきました。つまり、公判が進めば進むほど真実からかけ離れていっているということです。冗談じゃありません。日本の今後の裁判を考えたとき、検察側のみに都合のいいやり方を認めていったのでは将来は闇です。もちろん検察側は裁判員制度など国民全員に対する公平な裁判への道をわれわれは歩んでいると言うでしょう。しかし、そこには多くのからくりが潜んでおり、実際には弁護士界に脅しをかけ、自分等がますます優位に立てるようなシステム構築を目論んでいるのは見え見えなのです。
 
【2007/04/04 16:56】 | 日本の司法は問題だらけ! | トラックバック(0) | コメント(0)

第10回公判

 6月30日の第10回公判では、検察側証人として、主謀者の一人であるYY美の夫YKが出廷します。彼は探偵業を営んでいるとのことでしたが、実際には何をしているのかはわかりません。ただ、現在は抜けていると申しておりましたが、関東に地盤をもつ暴力団の構成員、しかも幹部だった男です。YKはこの事件で逮捕された中の一人であり、彼自身の裁判では実刑判決が出ております(ちなみにKHも実刑判決がでておりますが、YY美には執行猶予となりました)。彼は公判中も多くの嘘を言っております。例えば、全員が集まり謀議をなしたとされる平成15年6月19日は、弁護士の証言によれば事務所で会った記憶はないとのことです。しかし、本人は謀議に参加したと主張していました。 彼は沼津物件売買代金1億数千万円のうち5000万円をあずかり、自宅の押入れや倉庫に隠した後、茨城県にアパートを借り、そこに保管していた、その後知人のNSに預けたと証言しています。この5000万円については検察に提出されておりますから、本当のことかもしれません。
しかし、次の証言についてはどうでしょうか?彼は他にも3000万円を預かったとしていますが、そのお金は茨城県土浦市にある弟の家の庭先に置いてある自分のマリンジェットの船底部に隠したと証言しています。そして、そのマリンジェットごと盗まれてしまったとも証言しています。盗まれてどうしたかとの質問に対し、何ヶ月も警察に被害届を出さなかったそうです。また、盗まれたことを、妻であるYY美などにも話さなかったということです。3000万円もの大金が無くなっても平気でいられるなど普通の感覚では考えられません。また、金を隠すのにアパートまで借りる人間が、このようなずさんなことをするのでしょうか。また、時を同じくしてYKはベンツを購入しています。この購入資金については我が家のたんす預金から出したなどと言ってます。しかし数百万円もする高級車を、このようなときに購入するなどタイミングがよすぎます。誰でも考えるであろうこのような疑問について検察側はほとんど追求していません。非常に不自然な展開でしたので、この場面については強く印象に残りました。
 彼には前述のように実刑判決が出ていますが、おそらく3000万円については、いわゆる『抱いたまま』にし、出所後の資金とするつもりなのだろうと思いました。
【2007/04/03 12:25】 | 日本の司法は問題だらけ! | トラックバック(0) | コメント(0)

第9回公判

 平成18年6月12日の第9回公判ではブローカーであるTMが証人として出廷しました。彼は各証人たちから出ている、いわゆる弁護士が「かませろ」と言ったとされる人物です。彼は有限会社Sを経営し、経営コンサルタント及び不動産売買等を行なっていると証言しています。彼は他の事件で現在執行猶予期間中の身であり、再度逮捕されるわけにはいかないという立場であるということを念頭においてお読み下さい。
 この人物について私は、事務所で1度か2度程度しか見たことはありませんが、正直言って最初から良い印象はもっていませんでした。事務所に来たときも、我々にろくに挨拶もせず、奥のソファアにふんぞり返って座っているような人間です。私は、弁護士に「あの、ずうずうしい人は何者ですか?」と聞いたとき「自分もよく知らないが、HMと親しい人間だ」と教えてもらいましたが、あまりの態度のでかさにあのような人物は出入り禁止にした方がいいと思ったことを覚えています。
 TMはこの公判で弁護士のことを「山下のおやじ」と呼んでいた、自分の結婚式では主賓として来てもらった、ゴルフも一緒にやったことがあるなど、いかにも弁護士と仲が良かったように証言しています。しかし、実際は元事務局長であったHMが連れてきたり、HMに頼まれたりしたので仕方なくという部分が大きく、HMがいないときにTMとは面と向かって会話をしたことなどもほとんどなかったようです。確かにHMとTMは20年来の付き合いであり、仲は良かったようですが、弁護士とは、前記の通り特段の付き合いがあったわけではなく、弁護士自身彼のことはあまり良く思っていなかったことは間違いありません。
 沼津物件について「買わないか」とTMに声をかけたのは弁護士ではなくHMであることは各証言からはっきりしています。また、沼津物件の処分について弁護士が何も知らなかったことはこれまで述べてきたとおりですから、弁護士がTMに対し指示を出すなどということはあり得ません。結局、この沼津物件についてKHから有限会社Sへの仮装譲渡は実行されましたが、その契約書の作成日について、実際に作ったと思われる6月18日は弁護士にはっきりとしたアリバイがあるので、6月19日に弁護士がいるときに作ったと、取調べのときにあやふやであったものが、裁判ではこのように述べています。このあたりにも、検察側が自分たちで作った作文に沿った証言をさせていることが見て取れます。
 あと、注目してもらいたい点がひとつあります。このブログではあまり触れておりませんが、このTMのことをKHやYY美たちは必ずしも信用していなかったことです。このことは、これまでの裁判からはっきりしており、弁護士自身もTMのことは信用していかったことも前述の通りです。双方から信用されていない、そのような人物をつないでいるがHMです。このことからも、この事件はHM主導でしかあり得ないということがわかるはずです。
【2007/04/02 13:45】 | 日本の司法は問題だらけ! | トラックバック(0) | コメント(0)

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プロフィール

Author:shinnjitu
行政書士の廣瀬直樹です。自分もちょっとしたことから冤罪と言われる事件に関わるようになり、冤罪事件が不当な権力によっていとも簡単に作られ、まわりの人間がどんどん不幸に巻き込まれていくことを知りました。冤罪事件は決して『ヒトゴト』ではありません。

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